不正乗車の中学講師を停職処分 滋賀県教委

不正乗車の中学講師を停職処分 滋賀県教委
京都新聞 2014年12月4日 23時18分配信

 滋賀県教育委員会は4日、JRを不正に乗車したとして詐欺容疑で書類送検された公立中の女性講師(35)を停職6カ月にした、と発表した。講師は同日付で依願退職した。
 県教委によると、女性講師は採用された8月下旬から2カ月間で約35回にわたり、県外の無人駅から草津駅までJRを利用するとして通勤費を受給。しかし不正が発覚した10月27日までの間、出勤時は切符を買わずに途中駅から乗ったとうそをついて最寄り駅などで下車し正規運賃の支払いを免れたほか、帰宅時は最短区間の乗車券を買い精算せずに無人駅で降りることなどを繰り返したという。
 県教委の聞き取りに対し講師は「他県での臨時講師契約が3月に切れて無職の状態が続き定期券を買うお金がなかった。社会人として許されないことをした」と話しているという。

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